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2010年02月17日 7:40 PM
花を仕入れるとき、当店では市場に行ってセリに参加して仕入れを行っているのですが。
そのセリには大まかにいって手競りと機械セリがあるのをご存知ですか。
手競りは昔ながらの、手で符丁を出して競り人と交渉しながら競り落とすやり方で、
機械競りは、時計みたいな針が動いて値を示して、欲しい値段でボタンを押して競り落とすやり方です。
うちは仕入れが豊中にある兵庫県生花さんなんですけど、
そこの植木の市場の手競りが明日で最後を迎えます。
明日を最後に、機械競りに替わるんですよ。
時代というかなんというか。
切花のほうはだいぶ前から機械競りだったんですけどね。
手競りと機械競りは同じセリでもぜんっぜん違うんですけど、
どっちにもそれぞれ良さがあって…。
特に手競りは風情があってプロっぽくて私は好きなので、
機械に替わるのは寂しいです。
それに、私はまだまだ手競り一年生で、全然思うように買えたことがなかったので、
悔しくもあります…勝ち逃げされたような気分です…。
アデュー手競り。またどこかで会おう!その時は負けないぜ!
ちなみに。
その植木の市場、正式名称は「大阪植物取引所」といいます。
通称「大植」です。大阪の花屋は一週間に何回もダイショクダイショク言います。
その筋の人ならぴんとくると思うのですが、
もっとメジャーなとこで「大阪証券取引所」ってありますよね。
通称「大証」(ダイショウ)。
だから、「ダイショクっていうんだよ、証券取引所じゃなくて植物取引所だけどね。」
って話を証券会社とか金融系の人に言うと100%大爆笑してくれます。
結構笑い事ではなくまじめなネーミングなんですけどねたぶん。
この話をしてウケると「鉄板だな~」と満足する一方、
「植物を取引して何がおかしい?ある意味証券よりかっこいいわ!」とちょっとカチンと来たりもします。
ちなみのちなみに、符丁は、上の手の形だと「3」を表してます。
で、手の甲をくるっと返したら「35」、
中指から小指までの第一関節もしくは第二関節までを曲げ曲げしたら「33」です。
それが33なのか330なのか3300なのか33000なのかはその時の状況により
各々が判断するんですけど。
手で会話というか交渉するのはすごくエキサイティングでした。
さびしいな…。
タグ: 大阪 中央区 花
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